日本育ちの日台「ハーフ」のアイデンティティーポジショニング理論による相互行為的ナラティブ分析ー | |
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學年 | 112 |
學期 | 1 |
發表日期 | 2023-12-09 |
作品名稱 | 日本育ちの日台「ハーフ」のアイデンティティーポジショニング理論による相互行為的ナラティブ分析ー |
作品名稱(其他語言) | 日本成長日台「混血兒」的身份認同 ー基於定位理論的相互行為敘事分析ー |
著者 | 中村香苗 |
作品所屬單位 | |
出版者 | |
會議名稱 | 2023年台灣日本語文學會國際學術研討會 |
會議地點 | 台北市,台灣 |
摘要 | 本研究では、日本育ちの日台国際家庭の子どもで、大学から台湾に来た2人の日台「ハーフ」青年の成長経験と留学生活の語りを、相互行為的観点から検証し、彼・彼女らのアイデンティティを探究する。分析には、半構造化インタビューで得られた語りの内容だけではなく、語りの場で構築される参与者の「立ち位置」も分析対象とする「ポジショニング理論」(bamberg 1997)を用いる。その結果、一見成長環境に共通点の多い2人だが、その成長経験や留学生活の捉え方には様々な相違が見受けられ、それが現在のアイデンティティに影響を及ぼしていることが明らかになった。具体的には、台湾進学前から自分を日本人と意識する機会があり、台湾人母と自分を常に対照的に捉えていた学生は、留学後も「日本人」アイデンティティに揺らぎが見られなかった。一方、子どもの頃から台湾に対して複雑な感情を抱き、台湾人母とも性格的な相似を感じていた学生は、留学後に自身の「台湾人らしさ」と「日本人らしさ」の間で曖昧さを感じていた。本研究では相互行為に注目することで、語りの構築の実践の中で表出する、日台「ハーフ」の微細で動的なアイデンティティを描き出すことができた。 |
關鍵字 | 日台「ハーフ」;ポジショニング理論;アイデンティ ティ;留学;成長経験 |
語言 | jp |
收錄於 | |
會議性質 | 國際 |
校內研討會地點 | 無 |
研討會時間 | 20231209~20231209 |
通訊作者 | |
國別 | TWN |
公開徵稿 | |
出版型式 | |
出處 | 2023年台灣日本語文學會國際學術研討會論文集p.126-133 |
相關連結 |
機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/124811 ) |
SDGS | 優質教育,減少不平等,夥伴關係 |