Critical Content_Based Instructionを目指した会話授業ー多文化共生をテーマにー | |
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學年 | 107 |
學期 | 2 |
發表日期 | 2019-03-15 |
作品名稱 | Critical Content_Based Instructionを目指した会話授業ー多文化共生をテーマにー |
作品名稱(其他語言) | |
著者 | 中村香苗 |
作品所屬單位 | |
出版者 | |
會議名稱 | 銘傳大學2019年國際學術研討會「教育國際化潮流趨勢下台灣日語教育之反思ー成效輿評鑑ー」 |
會議地點 | 銘傳大學桃園校園, 台灣 |
摘要 | 本発表では、近年アメリカや日本の外国語教育者の間で実践されている「内容重視の批判的言語教育(Critical Content-Based Instruction:以下CCBI)」(佐藤・高見・神吉・熊谷 2015)の理念を取り入れた会話授業の実践例を報告する。クリティカルアプローチを前提としたCCBIは、言語教育を単なる言葉のスキルや知識の学習と捉えるのではなく、より「公正で平等な社会」を作るための意識や思考、態度を培う「教育」と位置付けている。また、社会的な営みを通して自分自身の目的や用途にあった日本語を学び、自らのアイデンティティを表現し交渉できる「クリティカルな日本語使用者」になることも目標の一つとされている。 筆者は3年生の会話授業で「多文化共生」をテーマに、「日本の移民の現状と課題を理解し、台湾社会における移民やマイノリティの問題と比較し考える」ことを学習目標に掲げて授業を行った。本報告では1学期間の授業実践の中から、特に「在台日本人へのインタビュープロジェクト」と「なりきりスピーチコンテスト」という活動の実践例を紹介する。これらの活動を通して、学生たちの台湾に住む様々な立場の外国人への意識がどのように変化したのかを検証する。同時に、学生たちが相手との関係性の変化をいかに自分の日本語使用に反映させているのかも例証する。 CCBIにおいて、教師はただ知識を授ける者ではなく、学生と対等な立場で柔軟に多様な価値観を受け入れ、共に学んでいく姿勢が求められる。本発表では、筆者自身が教師としてどのような学びや反省があったのかも考察する。そして今後さらに効果的なCCBIの実践をするために、コースデザインや教室内外の活動における留意点も提言する。 |
關鍵字 | |
語言 | jp |
收錄於 | |
會議性質 | 國際 |
校內研討會地點 | 無 |
研討會時間 | 20190315~20190315 |
通訊作者 | |
國別 | TWN |
公開徵稿 | |
出版型式 | |
出處 | |
相關連結 |
機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/116678 ) |
SDGS | 優質教育,減少不平等 |