中国と国連の介入―リビアを例として― | |
---|---|
學年 | 100 |
學期 | 1 |
出版(發表)日期 | 2011-12-01 |
作品名稱 | 中国と国連の介入―リビアを例として― |
作品名稱(其他語言) | |
著者 | 李大中 |
單位 | 淡江大學國際事務與戰略研究所 |
出版者 | 政治大學國際關係研究中心 |
著錄名稱、卷期、頁數 | 問題と研究 40(4) |
摘要 | 本論は過 去の 記録か ら国 際連合 (以 下、国 連) がリビ アに 介入し た 事例を改め て検証した 。その結論 として、中 国が国連安 全保障 理 事 会(以下、 安保理)の 関連決議で 採った投票 行動は意外 なもの で は なく、基本 的には従前 のやり方に 合致するも のであった ことを 明 ら かにしてい る。つまり 、国連によ る介入に保 留と疑義を 残す場 合 には 、「 意 見 が異なる こ との表明 」と「不一致 とい う破局の 回 避 」と の 間のバラン スを取るた め、中国は 否決権を行 使せず、棄 権する 傾 向 がある。こ れはなるべ く変更の余 地を残し、 最良の利益 を守る の が 主な目的で ある。成功 か失敗かの 結果論のみ で、これを もって 後 の 参考基準と し、中国の 政策とその 成果を判断 するのは公 平妥当 と は言 えない。な ぜなら、も しカダフィ 政権が最終 的に勝利す れば 、「 リビア国民 評議会」と 「自由人民 軍」は永遠 に反乱組織 ・反乱 軍 となり 、北 大 西洋条約 機 構( NATO)の制裁措 置 と軍事行 動 は継続の 道 を絶たれ、 敗北という 結末を迎え るばかりか 、いわゆる 人民自 身 の力を主 軸 とする 、国際社 会 の 人道介 入 の 正当性 、大国 の責任 分 担 、後 方支援に回 る米国、国 連と地域的 組織による 完全な役割 分担な どメディアが最近高く賞賛する西側の新たな介入モデルは言わずもがなである。つまり、今日の勝者と敗者の境界線は塗り替えられるのである。一方、我々は、ここから明らかに国連のリビア介入事例における、中国当局の政策上の欠陥や不足を察知することもできる 。形勢と利益に対する誤った判断に加え、硬直化した原則の縛りと混乱が過度に自己を束縛し、過去にみられた柔軟性や実務志向の考え方が過去7 カ月において見られなかったことは、一考に価するであろう。 |
關鍵字 | |
語言 | ja |
ISSN | 0288-7738 |
期刊性質 | 國內 |
收錄於 | |
產學合作 | |
通訊作者 | |
審稿制度 | |
國別 | TWN |
公開徵稿 | |
出版型式 | 紙本 |
相關連結 |
機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/83195 ) |