期刊論文

學年 111
學期 2
出版(發表)日期 2023-06-01
作品名稱 多和田葉子『太陽諸島』の一考察―SDGsに向けた日本文学研究を視座に
作品名稱(其他語言) 日本文學研究融入SDGs之視點,以探究多和田葉子小說《太陽諸島》
著者 曾秋桂
單位
出版者
著錄名稱、卷期、頁數 台大日本語文研究 45,頁25-43
摘要 21世紀の世界的市民が重要な課題の一つに、SDGs(Sustainable Development Goals持続可能な開発目標、エスディージーズ)がある。日本文学研究がSDGsに関わり合い、貢献しうるかと思い、越境作家として世界的に著名な多和田葉子の三部作『地球にちりばめられて』(2018)、『星に仄めかされて』(2020)の地続きとして、今回、3作目の『太陽諸島』(2022)を研究対象に取り扱うことにした。『太陽諸島』に描かれた事象をピックアップし、その真意を分析、考察したところ、結論を下記の3点に纏めることができる。まずは、バルト海航路を選んだことに初心の「元の自分に戻る」というメッセージが隠されていることである。次は、書名『太陽諸島』からは、太陽が照らす地球の至る所を一つのまとまりに統合することである。最後は、『太陽諸島』に描かれた環境保護、ジェンダーなどの議題からは、SDGsの17ゴールのうち、SDGs13以外の16ゴールのすべてが『太陽諸島』に色濃く描写されていると分かった。このように、日本文学研究を通して明らかににした、持続可能な社会への意識を文学作品に盛り込んだ特色を見ると、多和田葉子がSDGsの課題を日本文学のジャンルを通して文学の力を発揮しえた、名実共な世界的作家だと言えよう。 21世紀的世界公民地重要課題之一為SDGs(Sustainable Development Goals永續發展目標)。本人思索日本文學研究如何與SDGs結合,發揮文學力量,於是關注了世界知名的越境作家多和田葉子《在地球各角落發光發亮》(2018)、《來自星星的訊息》(2020)、《太陽諸島》(2022)三部曲作品。本論文參酌先前的2部作品的研究成果,主要以第3部《太陽諸島》(2022)為考察對象。經過濾《太陽諸島》中描繪之重點事例,分析並考察其意義,可以彙整出以下三点的結論。首先是彰顯出選定波羅地海船行航路的用意,是在於歷經長途旅程後「回歸初衷」的訊息。其次是《太陽諸島》書名,意謂著太陽所遍照全球各地是個不分族群的統體世界。又從《太陽諸島》所提及環境保護、性別等議題看來,整篇《太陽諸島》反映出17個SDGs目標中,除了SDGs13之外的16個目標。如此從永續發展的社會意識而論,多和田葉子透過文學作品將SDGs議題融入其中,並充分發揮出文學力量,可謂名符其實的世界知名作家。
關鍵字 SDGs;多和田葉子;《太陽諸島》;日本文學研究;文學力量
語言 jp
ISSN 1609-8978
期刊性質 國內
收錄於 THCI Core
產學合作
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審稿制度
國別 TWN
公開徵稿
出版型式 ,電子版
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機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/124182 )